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もえる「おにいちゃん」の呼び方について好き勝手述べる。
※基本兄弟前提
○兄上
・全年齢可
・時代がかった感じがもえ。ノーブルな語感がもえ。激しくもえ。親しげ、というよりはささやかな距離感を感じる呼称であるところがまた良い。仲良し兄弟で「あにうえーv」「はははなんだなんだ」とやるのもいいが、性格正反対の兄弟で遠慮や確執があったりすると倍率ドン。例えば、どちらか言えば内向的な兄が大型わんこ系の弟にやたら懐かれてちょっと戸惑ってたりとか、例えば冷徹やり手な兄に認めてもらいたくて頑張る健気系弟とか、そういうシチュエーションでぽろっと「自分は兄上に嫌われているのだろうか…/嫌われているに違いない」みたいなモノローグが入ると30分くらい転げまわれる自信がある。大体こういう状況に陥る兄弟は腹違いで家督争いとか絡んでる気がする。
似たような系列
●兄さま/お兄さま:兄妹なら他の追随を許さないぶっちぎりのもえ。弟?ショタもといお子様なら許す。
●兄者:ガチムチっぽい。兄弟そろってガチムチっぽい。だが そ れ が い い 。RPGの門番とかにいそう。「ここから先へ進みたくば我ら兄弟を倒してからにしてもらおう!」「そのような細腕で我らの鉄壁の絆を打ち破れるとは思えぬ!なあ兄者!」無駄に暑苦しいノリ、えらそうな口調、一人称は二人とも我。じゃなきゃ寡黙な職人とかね。
●兄上様:呼称としてはやや長い。兄上・様となると二重尊敬っぽくね?片方でよくね?
○兄さん
・中・高生~それなりのお年までくらいまでがベター
・まあ基本ですよね常識的に考えて。子供っぽい呼び方が恥ずかしくなってちょっと背伸びしてる感がたまらない中高生の「兄さん」。年はとっても兄は兄みたいなほほえましさを感じる大人の「兄さん」。皆違って皆いい。突っ走り気味だったりどこか抜けてる兄に対して、弟の方がしっかりしてる兄弟ぽい印象。ちょっとため息交じりの「…はいはい、兄さん」なんかがたまらないと思います。Lリック兄弟?なんの事です。
似たようなry
●兄ちゃん/お兄ちゃん:※後者はショタにかぎる。でっかくなった弟が嫌がらせ的に言うのは有り。
●お兄たん:※二次元妹に限る
●義兄さん:ス ー パ ー 昼 メ ロ タ イ ム
○兄貴/アニキ
・中高生以降がベター
・不良とまではいかなくとも活発でずばずば言っちゃうタイプの弟が見える…見えるぞ…おお!兄の方がしっかりしてるでも、兄弟揃って単細胞でもどっちもあり。バカ兄貴クソ兄貴みたいな罵倒語プラスで呼びかけて殴りあい・どつきあいに発展すればいいとおもうんだよ!
似たry
●兄/兄ィ:○○(名前)兄ィみたいに呼ぶとなんだかあだ名チックでかわゆくないですか。
※気が向いたら増える
9時間詰め詰めなお勤めがあるのに寝られないってどういうことなの…。
脱ぎ捨てるなら恥と外聞、引きずってきた過去、どっちがいいでしょうか神様。
2010/09/03 由無事 Trackback() Comment(2)
COMMENT
>>悠宇さま
目上の親族の呼び方には、まず第一に社会の中で求められている距離感や立ち位置が反映されていて、そこへ更に特定の個人同士の関係性を重ねていくのが、私個人の妄想分野での楽しみ方、ですね。
またそれとは別に、家族間の呼称の種類について、世代、家庭の階級、地域差等等の観点から比較蒐集してみるというのも面白そうだと思います。どういった学問に分類されるのかはよく分かりませんが、個人的に大好きな系統のネタです笑。
しかし私にとっては「にいさま」「ねえさま」レベルでも活字の中の出来事なんですが、「あねじゃびと」を実際に使われる方がお身内にいらっしゃるとは…!鹿児島の方の表現なのでしょうか。…何となく納得できる気も笑。
母方の親類が鹿児島の出、だったと聞いたことがあるので、ぜひ機会があったら調査してきたいと思います。
興味深いお話をありがとうございました!
みつき
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おじゃまします。
「にいさま」は祖母が使ってました。山口県の言い回しだそうです。父の代になるとだいぶんくだけて、「にいさん」「ねえさん」になっていました。父と同世代の東京育ちのおばは「おとうさま」「おかあさま」で、ギリギリ尋常小学校世代あたりまでは、かなり地域差が激しいようですね。
鹿児島の祖父に到っては「あねじゃびと」……でした。この辺の呼び方はすべて、生涯変わらなかったように記憶しています(だからこそ直に聞いているのですが)。
とはいえフィクションでの二人称の萌えについてのおはなし、大変面白く拝読いたしました。
悠宇 2010/09/13 23:59 EDIT RES