予が風雅は、夏炉冬扇のごとし。衆にさからひて、用ふるところなし。―松尾芭蕉

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2024/11/22

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物語を必要とするのは、不幸な人間だ

昨日は高々文庫本1冊を購入するのに実に30分近く己と戦いました。買ったところで失うものは何も残っていないのだと気づいてしまったので結局購入しました。現在真顔で熟読中です。
……「官能小説用語表現辞典」を読み耽る彼女、若しくは妻を持った男性の気分というものを想像してみたらきっと悲しみが増すなあと思った冬の夜。どちらも出来る予定はないので無問題です。春の鴨川には持っていくので期待しててください(私信)
皆川博子の「薔薇密室」を読み始めたら止まらなくなった。薔薇の木と分かちがたく融合したうら若きプロイセン士官。生きる花となり得なかった男娼。耽美だ。最高に耽美だ。
マルシア＝ガルケスの「わが悲しき娼婦たちの思い出」を読もうそのうち(覚書)



デグレのアニメを見たんです。
＜北の国から＞
そもそも今回の任務はアレ神ハネムーンアゲインだったわけで…。
何だよまた二人っきり任務かよコムイ兄さんＧＪ(グリムジョー・ジャガージャック(鰤一)ではない)☆と親指立てたところで間男が付き添いだったことを思い出しました。ブックマン翁は良いんです好きだから(爺婆コン)
つか船、エクソシストに漕がすんですか＠地下水路。流れに掉さす神田(法被に捻り鉢巻きとかで)を想像してみたらちょっと可愛かった(はいはい)


移動手段→汽車は相変わらずなれど、今回は普通の座席に座っておられますご一行。…まあ4人でコンパートメントは狭いか。3人なら心置きなく3Ｐでファイナルアンサーですが。しかし、がしかし、ならばこそここぞとばかりに秘密結社・黒の教団の権力をフル活用して夫婦に一室、ブックマン師弟に一室とれば良いじゃない!!と一人拳を握り締めたの私。妄想を必要とするのは、(神田に餓えてて)不幸なオタクだ。
ひたすら喋ってるすずむラビにうざい光線出し捲くりの旦那様がとても愛らしかったです。煩いラビ男と寡黙な神田について述べるくだりは女を食っちゃあ捨てる野郎の体験談のようでした。マグロもアレだけどエーブイ女優みたくやたら喘いでりゃ良いってもんでもないよね的な。わ、悪い人だわアレンさん!!(お前の妄想力には負けるだろうよ)
とか考えてる隙に事態は思わぬ方向へ。

三つ編、世界が嫉妬する神田の御髪をすずむラビが三つ編に……!!

ホワアァァ?!と思わず素っ頓狂な声(©ぎあす)も出てしまうというものです。
3Ｐが華麗に回避された後に間男が嫁(の髪)に手を出す正しく昼メロ的展開が待っていようとは誰が想像しただろうかいやしない。ふふ、旦那さん寝ちまったぜ…俺ァずっと前からあんたの事(三つ編しようと)狙ってたんだ、ちょっとくらい(三つ編しても)いいだろ奥さん、もう(三つ編)したくてたまらないんだよ、お高くとまってさァ、口じゃあ嫌がっててもここ(髪)はどうかなァ。美人妻の猥らな昼下がり編。

…すみません本当orz

とりあえず全方位にアンテナ張ってるアニメのサービス精神に感服しました。ラビ神ありアレラビアレありアレ神あり。雪山だから抱き合って温めあおうとか云うベタベタな台詞はどこぞのサイトの感想で「こんな台詞いってくれればよかったのに～☆」なんて夢見る程度で、実際本編で云ってしまうとは思っても見なかった。
出番を減らす布石には違いなかったのですが、なんかひたすら個人行動取りたがる神田に激しく和みました。一緒についていったファインダーが羨ましいこと山の如しです。が、

あの再登場は一体なにごと。

旦那のピンチを救いに来た(アレ神モード)のは良いにしても、きらーんと妙な効果音とともに冬の夜空が一瞬煌いたかと思うと、そこに浮かび上がった闇纏う人影は流星が如き流麗な軌跡を描いて跳び、無垢を冷気に晒しなお凍てついた鋼の刃を薙ぐ、という一連のあの演出は一体なにごと。
俺は俺で勝手にやらせてもらうぜチッ、から、旦那の危機に誘われて「災厄招来、界蟲一幻ェーん!!」で華麗に活躍というツンデレコンボはグッジョブですが、やっぱりアニメスタッフは神田のことを男前の孤高の剣士キャラと勘違いしてるんだと思いました。違うから、女顔のアホの子だから。ここテストに出るから。

「復活の葉」とやらは復活させたい人物の躯がないと使えないんじゃないかと、親爺さんに突っ込みたくなったのは私だけだろうか。スキンたんの連れてるアクマズが半端に人間臭いうえに大根役者でどうしようかと思った。エリアーデちゅわむの奴隷手下みたく簡単な命令を理解実行するので精一杯な低級アンデッドでいいのに。
あとあれだ、ティッキーはロードたんのパンツ見たよねアレ。
＜/2007＞


冬だからだろうか、眠くて仕方ありません。そろそろ現実が重たくなってくる頃合なので頑張って現実逃避に励みたいと思います(駄目)

2007/01/11 動画 Trackback() Comment(0)

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